tanδ試験とは?

tanδ試験とは?

電気機器に使用する絶縁物は一組の電極に挟まれた状態で使用され、コンデンサとして表すことができます。絶縁物に交流電圧を印可すると損失を生じます。この損失は漏れ電流による損失、誘電分極にもとづく損失及び部分放電にもとづく損失などです。このような損失のため電流位相は、理想的な絶縁物に流れる無損失電流より遅れます。その遅れ角δを誘電損角といい、その正接が誘電正接(tanδ)です。詳しくは技術解説を参照して下さい。

tanδ値は絶縁物の寸法や、形状に無関係の誘電体損失の大小を表す指標として、絶縁物の吸湿、乾燥、汚損、ボイドの状態などの絶縁の性状、あるいは劣化の程度を判断する値として使用されており、tanδ試験は絶縁材料、特に電力機器の絶縁試験の重要な試験項目となっています。

測定は、無損失とみなせる標準コンデンサと試料に交流電圧を印可し、それぞれの電流を検出比較し静電容量とともにtanδを求めます。従って測定には測定器の他に試験用電源、標準コンデンサが必要ですが、内蔵されたタイプもあります。

回転器等、巻線とケースを電極としたその間の絶縁材測定で、ケースが接地されていると測定電極の片側が接地されている測定になります。その場合は測定回路を課電側とする方法、あるいはCTにより課電側で電流検出する方法を用いた接地機器対応の測定器を使用します。また液体やシート状の絶縁材測定にはそれぞれ専用の電極を使用します。

tanδの技術解説

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